整備士と言う職業は病院の医者様と考えかたが共通するものがあると思います。
並みの医者と名医との違いは何か!? 並みの整備士と腕がよい整備士との違いは何か!?
並みの医者は病気を治します。名医は未病を治します。
名医は病気に至る前に治療する。って事になります。
名医は病気になる前に、悪い生活習慣の改善を促すってことでしょう。
テレビ等でのドラマで腕の良い先生の手術シーンとか良くみる機会がありますが、手術がうまい医者と名医の考えかたは違うと思います。
名医はまず患者を病気にさせない。病気にならないから手術する必要がない。
これ究極だと思います。
整備士でいえば、故障しないようにメンテナンスするって事になります。
故障しないから修理する必要がない。
故障が発生して修理を行う。この場合、整備士の方であればごく当たり前にできるかと思います。
故障させない!ってことにこだわれば難しくなってきます。
究極です。
ノーメンテナンスでの話でなく、メンテナンスをしっかりと行うことで故障させない事です。
メーカーの指定の油脂類、消耗品の交換サイクルをしっかり守っても機械か故障するときは故障します。
機械のそれぞれ、ユーザー様の使い方にそれぞれ合わせた調整、調律を行い、故障させないメンテナンスを行うことが本来の整備士の姿であると思います。
きちんとメンテナンスされた機械は、非常に気持ちよく動きます。この感覚が大事です。
まだ一人前の整備士とは言えませんが、日々精進していきます。