ブログ
2015/08/09

ブレーキ修理のご紹介です。

ブレーキの不具合ばかりご紹介していますが、整備士としましてはここがかなり重要である。って日々実感しております。

 

万が一のお話ですが、エンジン始動できなくても事故にはなかなか繋がりにくいですが、ブレーキが効かなーいってなってしまうと・・。怖いですよね。

 

今回ですが、ブレーキオイル漏れによって不足したブレーキオイルをユーザー様が補給されたことによる不具合のです。

ブレーキオイルは漏れがない限り一般的にはブレーキオイルタンクから減りません。

ブレーキオイルが減るようであれば補給ではなく、漏れ箇所を特定してからの修理となります。

但し、ユーザー様によってはブレーキオイルを補給されながら使用されている場合があります。

ブレーキ修理代が捻出できない等の事情があるようで・・。

補給される場合は必ずブレーキオイルを入れてください。

今回は、鉱物油(エンジンオイル)が補給されていたようです。

20150702_150132

ブレーキの油圧を発生させます。ブレーキマスターですね。

中身インナーキットを分解して確認します。

20150702_150201

肝心なシールの部分がボロボロになっています。

通常の摩耗による痛みではないようです。

オイルの選定違いでの痛みでしょう!!

入庫した時はブレーキが全く効かない状態でした。よく事故にならなかった。

 ブレーキオイル漏れは、大変危険な状態です。

早め早めの修理で、一時的なコストの低減ではなくトータルでのメンテナンスコストを抑えて行きましょう!!

フォークリフトのメンテナンスは専門ショップの当社にお任せください!!

アーカイブ
ページトップ